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3人のつぶやき



2012年3月10日 (土)

全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法

http://dogdaysdog.seesaa.net/article/255232636.html
以下転載↓

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以下の文章は、ご自身のサイトやブログ他でurlを貼って紹介したり、全文転載して紹介してください。

転載の場合は、冒頭の「以下の文章は~」から末尾のおまけ部分まで全文転載すること、また内容を改変しないようお願いします。
いろいろな場所で紹介され、より多くの人がこの文章を見ることで、全国各地での「安易な瓦礫受け入れ」を阻止することができると思います。


各地で「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる方法を記載する前に、まず最近巷で誤解されているいくつかの点を解消しておきたいと思います。
間違った意見・おかしな印象操作で、放射性物質やその他の有害化学物質が付着した瓦礫を全国に拡散することを懸念している人々を馬鹿にしたり、各自治体に脅迫観念を持たせて早期に受け入れを決定させようとしているのには怒りを覚えます。


<「発生した瓦礫の量が多すぎるから全国規模で処理しないととても処理が追いつかない」というのは大嘘>

「岩手、宮城だけで2000万トンもの瓦礫が発生しました。東京は50万トン引き受け予定ですが、この調子だと全国規模で瓦礫を引き受けないと瓦礫の処理が何年も遅れてしまいます。」みたいな報道があったりしますが、これは嘘もいいところですね。
このおかしな点について指摘し出してる人は最近次々と出てきています。

確かに岩手、宮城で推定で2000万トンほどの瓦礫が発生したのでしょうが、このうち県外(全国)で処理してもらおうとしているのは400万トンだけです。
残りの1600万トンほどは、元々地元のみで(地震発生後から換算して)三年以内に処理する予定でしたし、そのため被災地各地で処理場の稼働率を高めたり、建設に期間のかからない仮設型の処理場を急いで作って処理速度を速めようとしています。
(すでに稼動を始めた物も少なくありません)

仙台市一市だけでも140万トンほどの処理を予定してましたが、仙台市に限っては予定より早く処理が進んでたりします。

読売新聞などで「町の処理能力の100年分以上の瓦礫が・・・・」みたいに紹介されたりしていますが、そら「その町だけ」で処理したら100年以上かかるという話であって、被害が少ない他の町や、市・県で分担して処理すれば、100年どころか数年で処理できます。
瓦礫が狭い地区で大量に発生した町をモデルに「町の処理能力の100年分以上の瓦礫が・・・」みたいな試算をして印象操作をしてるのには呆れます。

元々が岩手・宮城のほとんどの瓦礫(1600万トン)を地震直後から換算して三年で地元で処理する予定なので、仮に全国でまったく瓦礫を受け入れなくても、1600万トンが2000万トンと、処理する量が1.25倍になるだけの話です。
単純計算で三年(36ヶ月)で処理が終わるのが、三年と9ヶ月に引き伸ばされるだけ。
「何年も処理が遅れる」はありえません。
しかも実際は、瓦礫の処理は各地の仮設処理場が完成してから処理速度が大幅に上昇するため、引き伸ばされるのが9ヶ月どころかもっと短い期間で終わる試算になります。
おまけにすでに東京だけで400万トンのうち50万トン引き受けを予定しているので、さらにもっと短い期間で終わるでしょう。

瓦礫処理については、津波災害で大量の瓦礫が発生した陸前高田市の市長が「地元で処理場を作った方が地元の雇用になってありがたいし、処理ももっと早くできる」と言ってたりします。
しかし国がこれを拒否して陸前高田市に作らせないという阿呆な事になっている。
「瓦礫の処理を急ぎたい」ならokを出すべきでは?

同じく被災地の岩泉町の伊達勝身町長などは「現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。もともと使ってない土地が現地にはいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。」と言ってたりします。

「全国各地への瓦礫輸送に大量の税金を使うなら、その分をそのまま被災地に投入してやれよ」と思いませんか?
こっちの方がよっぽど「被災地の方々のため」になるのですが。
「被災地の方のために瓦礫を全国で処理しよう」と声高々に言ってる人は、自分の意見がどれだけ的外れなのか気づくべきです。


<「瓦礫があるせいで復興が遅れている。」というのは相当おかしな話>

「瓦礫があるせいで復興が遅れている」というのを語ってる人がいますが、これは自分のイメージだけでそう思いこんで語っている節があります。
「瓦礫が邪魔で復興が阻害される」なんていう阿呆な話は普通は「ありえない」からです。

街中に瓦礫が残ったままなら、そりゃ「復興の邪魔」になるでしょう。
しかし、邪魔な瓦礫は移動して、集積場に瓦礫を固めて置きます。

その集積場についても、普通は市街地の近くなど、「復興処理の邪魔になるような場所」には設けません。
市街地から離れた場所に瓦礫集積場を設けて、そこに周辺の瓦礫を持っていって積んでおくため、「瓦礫が邪魔で復興が遅れる」などというおかしな話は普通は起きないのです。

もし「復興の邪魔」になるような場所に瓦礫が集積されていたり、震災から一年も経つのに集積場をろくに確保できてないで街中に瓦礫が残ってる場合は、それは「国が阿呆な対応をしている」だけの話。
真っ先に国を叩くのが筋であって、瓦礫受け入れを躊躇する全国各地の自治体や人々を悪者扱いするのは考え違いも甚だしい。

阪神大震災の時、私は長期間県内のあちこちで瓦礫の山を見ました。
地元で神戸が何年もかけて復興していく様を見続けたのです。
当時も今回の震災のように大量の瓦礫が発生し、全瓦礫のうち87%を地元で時間をかけて処理し続けたのです。(この87%は国が出してる数字です)
集積場には長期間瓦礫が残り続けましたが、どこの集積場も復興の邪魔になるような阿呆な場所には設けなかったので、「瓦礫があるせいで復興が遅れる」なんて事はまったくありませんでした。

岩手、宮城は市街地から離れると余ってる土地が多い事もあって、神戸の時以上に「邪魔にならない場所」に用地を確保しやすいでしょう。

正義感きどりで「瓦礫の処理を急がないと復興が遅れる。全国で瓦礫を急いで受け入れよう」とか言ってる人がいますが、そもそもの「瓦礫が邪魔で復興が遅れる」という考え自体が根本的に間違っているという事を理解した方がいいでしょう。

ブログなどで「瓦礫が邪魔で復興が進まない。全国各地で積極的に瓦礫を処理しよう!!」と書いてしまった人は、こっそりその部分や記事を削除するのをオススメします。
そのままにしておくと、「私は物事を知らない阿呆ですよ」と晒し続けてるようなもんです。
相当恥ずかしい。

「瓦礫が(集積場にあると)復興の邪魔になるというのは嘘」というのは、実際に一部マスコミが被災地で意見を聞いてまわって指摘してたり、先に上げた被災地の岩泉町の町長発言などでも証明されています。

集積場に積んだ瓦礫は数年単位でそこに残り続けるため、そもそも「邪魔になるような場所」はまともな政府なら集積場の用地としては選定しないのです。
大規模災害が起きて大量の瓦礫が発生した場合は、復興の足かせにならないよう、市街地から離れた場所に国が用地を確保し、そこに瓦礫を固めるのが普通なのです。


<「岩手県は汚染されていない」という嘘>
岩手のあちこで薪の検査を先日しましたが、焼却灰から8000ベクレル/kg以上のセシウムが検出されたので、灰は濃縮されるとはいえ、岩手も場所によってはセシウムがそれなりに飛んでるわけです。
さらに運び出すのは岩手だけでなく宮城の瓦礫もあり、宮城は各所が岩手以上に汚染されています。
これは文部科学省が出した放射能汚染マップでも見てとれます。

岩手や宮城でも汚染度が低い一部地域の瓦礫を検査し、「これなら大丈夫」とやっても、それはその検査したのがたまたま汚染度が低いだけという話。


<「運び出す時に線量を計測したり、ベクレルチェックをしてるから設定した値以上の瓦礫は搬出しないはず」という嘘>

「それなりに汚染されてるところの瓦礫でも、搬出前に検査して一定以上の汚染のは運び出さないようにすればいいでしょ」みたいな意見もあるでしょう。
これに対しても異論をはさみたい。

瓦礫の線量検査については、よっぽど大量の放射性物質が付着してない限りは、線量チェックで除外というのは難しいのです。
瓦礫運び出しの基準をセシウム134,137あわせて100ベクレル/kgとかにしてたりしますが、そういうのは線量計で選り分けはできません。
線量計を使って瓦礫が100ベクレル/kgを越えてるかおさまってるかどうかチェックできてしまえるのなら、農産物や魚介類は全数線量計で基準値(以前は500ベクレル/kg、今度からは100ベクレル/kg)を越えてるかどうかを選別できるはずです。
でもそれは「無理」なのはもう多くの方が知ってるでしょう?
数百ベクレル/kg程度の物は線量計を至近距離まで近づけて検査しても、通常の空間線量の上下幅に隠れてしまってわからないのです。

しかも運び出す際の空間線量チェックの基準を0.3マイクロシーベルトとかにしちゃってますが、この数値だとkgあたり数千ベクレルの瓦礫が混ざってても指定線量以内に収まって素通りさせてしまいます。
そういう瓦礫に至近距離まで近づけて測るならともかく、少しでも距離をとって計ると簡単に0.3マイクロシーベルト以下になってしまいます。
kgあたり数万ベクレルの瓦礫ならともかく。
ご丁寧な事に、コンテナに格納した後、不自然にも「コンテナから1m離して」計測している有様だし。
(ニュースで報道されたので、この不自然な点につっこんでる人もいますよね)


山のような瓦礫の中から10箇所くらい少量の瓦礫を抜き出して遮蔽して計測してベクレルチェックもしてたりしますが、こういうサンプル検査はあまり意味がありません。
瓦礫は個々で汚染度が千差万別だからです。
形や表面の構造で放射性物質の吸着量がずいぶん違ってくるでしょうし、そもそも同じ集積場の瓦礫でも、周辺数kmやそれ以上の場所のを持ってきて集積場に固めているため、汚染度は本当に瓦礫ごとに全然違う。

積んである瓦礫の山は雨ざらしになっており、雨が降ると上部の瓦礫は放射性物質が洗い流されて、底部の方の瓦礫により濃縮した形で放射性物質が移動しているというのも考えられます。
山の上の方の瓦礫をサンプル検査して安心して山を取り崩して数トンや数十トン単位で運び出すと、実際は下の方は上の方の瓦礫とは違って大量の放射性物質が付着していたという事にもなりかねません。

今やってる運び出す前の線量検査やベクレルチェックでは、瓦礫搬出の基準をkgあたり100ベクレルや200ベクレルまでと設定しても、それを守るのは科学的に到底不可能だという事を理解しましょう。
これらについても、各大学の教授が相当つっこんでますよね。


<「瓦礫の汚染がなければ、受け入れ先は被害を受けないから騒ぐな」という意見にたいして>

百歩譲ってほとんど汚染の無い瓦礫だけを受け入れる事ができたとしましょう。(まずありえませんが)
あるいは汚染されていても、フィルターでほとんど放出を阻止できたと。
(「バグフィルターでは放射性物質の捕獲能力は無い」という環境学者の意見もありますが、とりあえずこれは置いておきます)
(*ちなみに島田市などがやった4時間程度の排気検査は意味がありません。普通はこういうのは数日単位で排気を収集し検査するからです。たった4時間って・・・)


「周辺に汚染が起きなければ受け入れ先が被害を受ける事はない」というのは、あくまで「健康面」の話です。
こういう事を簡単に言う人は、「経済的な被害」については全く考慮していません。

もし汚染自体起きなくても、それをきっちりわかる形で全国の人や諸外国に細かいデータを出して示し続けないと、「風評被害」が発生して、市や県単位で農畜産物、加工食品(製造過程で外気にさらすものは特に)の大幅な売り上げ低下を招いたり、観光業界が大きな被害を受けてしまうのです。

もしどうしても瓦礫を引き受ける場合は、以下のような感じで、「処理場」および「焼却灰や不燃物の埋立地」の周辺の土壌、河川、流域の湾岸部、井戸水などについて、事細かな検査を定期的にし続けて、それを専用サイトを作って公開して「市や県の農産物や食品の売り上げ、観光業に全く被害を出さない」ようにしないといけません。
それができないようなら受け入れはするべきではない。

・引き受けを行う処理場、焼却灰や不燃物の埋立地一箇所につき、それぞれ半径10km圏内に30箇所以上のモニタリングポイントを設けて、「周辺に汚染が起きてない」という事を一~二週間単位で定期的に検査してwebで公開し続ける事
(検査は結果が改竄されないよう、中立な機関が担当したり、市民がサンプルの採取や検査に参加・監視できるようにすること)

・検査は線量検査ではなく、土壌検査(土壌表面の土を採取して核種測定)と、1mくらいの高さに集塵機などを置いて大気中の放射性物質降下量を検査する、この二種類の方法を両方行う事。


こんな感じで詳細検査をし続けないといけません。

東京などでは処理場内で線量検査をやったりしていますが、よっぽど大量の放射性物質が短期間に放出されない限り線量の有為な変化は起きないので、これはほとんど意味はありません。
「周辺に汚染が起きてない」という事を証明するには、処理場などを中心にだいたい10km圏内で何十箇所もモニタリングポイントを設けて、一~二週間単位で土壌検査と降下物量検査をやり続ける必要があります。

円を描いて360度方向にポイントを設けて検査するのは、その時々の風の向きや風の流れ方、建物や地形、降雨などによって、「周辺は均一には汚染されない」からです。
もし放射性物質が処理場から漏出していた場合、周辺が均等に汚染されるのではなく、場所場所によってかなり汚染の濃淡が異なった斑状の汚染になるため、周辺360度方向に何十箇所も検査箇所を設けて、定期的に検査して監視するしかないのです。

細かい検査をやっておけば、もし想定外な漏出が起きて周囲に汚染を進行させていても、早期にそれを発見して受け入れを中止し、汚染の進行を食い止める事ができます。
汚染自体が起きてなくても、こういうデータをしっかり出して、国内や外国の人に示し続けないと、市や県単位で農畜産物や食品の大幅な売れ行き低下をまねいたり、観光客が激減して経済や税収にダメージを与えてしまうのです。

東京都は処理場内の土壌調査をしていますが、(もし漏れていた場合は)煙突から出た放射性物質がストンとすぐに急降下するわけありません。
風に乗って数km単位で拡散しながら離れた場所に落ちるため、「処理場内の土壌を調べて安心する」というのは如何に馬鹿げた話かわかるでしょう。

山形県は県内のあちこちでせっせと瓦礫処理をしていますが、「瓦礫処理によって周辺に汚染が起きていない」という事を細かい検査をして公表するという事をやっていないし、県内の農産物のサンプル検査が少なすぎるがため、すでに山形県の農畜産物を忌避する動きが全国規模や諸外国で起きていたり、観光業などでは「山形県の観光業界が想定外の落ち込みとなっています・・・。」と、ニュースで報道されてる始末です。

どうしても瓦礫を引き受ける場合は、「細かい検査をきちんとやって市や県の経済に少しでも被害を与えない」ようにしないといけないのです。


なお、放射性物質による汚染だけでなく、瓦礫の一部にはアスベストや色々な有害化学物質も付着しているため、それらの漏出や、それによる周辺の土地や河川の汚染も事細かに検査し続けて公表し続けないといけないでしょう。

国内の問題だけでなく、「日本全国各地で汚染瓦礫を焼却している」と諸外国で報道されてしまうと、日本の農産物の輸入規制は今やってる一部の県どころか、日本全体で設定されたり、「日本産は危ない」という風評被害が起きて、全国規模で売れ行きの低下をまねき、何億、何十億、あるいはそれ以上の被害を出してしまいます。

それらを考えると、瓦礫を全国で拡散するのは得策とはいえません。
「瓦礫が復興の邪魔になる」はすでに否定したとおりです。邪魔になるような阿呆な場所には瓦礫は集積しません。
「瓦礫処理を全国でやらないと何年もかかる」も嘘です。一年も延びません。
しかも地元自身が「雇用創出のため地元でゆっくり処理させて欲しい」と言ってますが?
現地での新規の処理場建設なら放射性物質や有害科学物質が漏出しにくいようフィルターなどを最新の物にしたり何重にしたものを設計して建設できますし、すでに現地で建設中や建設が完了した物はそういう仕組みになっています。
(ニュースで紹介されたので見た人もいるでしょ、これ)


<「安易な受け入れ」をやめさせるための「効果的な方法」とは?>

前置きが非常に長くなって申し訳ないです。
本題に入りましょう。
実際に安易な瓦礫受け入れをやめさせる方法をこれから説明します。

各地で瓦礫受け入れを阻止しようと、署名運動をやったり、市や県などの説明会に参加してそこで反対声明を出している人もいます。
でも結局そういうのを無視されて一方的に受け入れを決められるのでは・・・・・と徒労感を感じている人も多いでしょう。
私はそれよりも「もっと効果がある」方法をみなさんに提示したい。

瓦礫受け入れを決めるのは「ごく一部の人間」だけです。
市長だったり町長、県の知事だったり、市や町の環境課の課長、部長クラスです。
これらの人々が「考え直す」ような方法を取るのが一番効果があると思われます。

署名を集めて提出したり、説明会で反対の意見を出しても、そういう「受け入れを決める人」は、署名や反対意見を見なかった事・聞かなかった事にして、決定を下してしまえます。
東京の石原都知事や、静岡の島田市の桜井市長、大阪の橋下市長などがそう。
彼らの決定で風評被害による経済的な損や(万が一放射性物質が周辺環境に拡散された場合は)健康被害や大切な国土の汚染を引き起こす事になるというのに、その決定をする人自身はリスクらしいリスクは負わないのです。
リコールされたり、次の選挙ではぼろ負けする事はあるかもしれませんが、それは大半の人にとってはリスクと映っていないのでしょう。

「安易な瓦礫受け入れ」をさせないためには、「受け入れを決める人」個人個人にしっかりと「リスク」を負わせる事が非常に重要なのです。

私が提案するのは、以下のような方法です。
それぞれの地元や、全国での瓦礫処理に反対を唱えている人は、各地でこういう声明を個人や集団で出したり、記者会見を行ってください。


当市の○○市長が被災地の瓦礫受け入れを表明しました。
今一度再考をお願いします。

どうしても瓦礫を受け入れないといけないという場合は、処理場や埋立地周辺の土地が汚染されないよう、各所ごとに周辺数十箇所に検査箇所を設けて、土壌調査と放射性物質降下量検査を一、二週間単位でやり続けてデータを専用サイトなどで公開し、汚染の早期発見とともに、汚染自体起きてなくても瓦礫を受け入れた事によって市や県の農畜産物、加工食品の売り上げ低下や、観光業への悪影響を出さないようにしてもらいたい。

これができないようなら、受け入れはしないでいただきたい。

処理場や埋め立て地につき周辺を360度方向に何十箇所も検査ポイントを設けるのは、汚染が起きた場合は周辺が一律で汚染されるのではなく、風向きや地形、天気などによって周辺は様々な濃淡で汚染されるからです。
試験焼却では安心してて、もし「想定外な漏出」が起きていた場合も、周辺を短い間隔と多くのポイント検査で事細かにチェックし続ける事で、汚染の早期発見をしてそれ以上の進行を阻止する事ができます。

また、「周辺に汚染自体は起きてない」としても、それを全国の人々や諸外国がしっかり納得できるよう細かいデータを提示し続けないと、風評被害が発生して市や県単位で農産物や食品の大幅な売り上げ低下をまねいたり、観光業に悪影響を与えて莫大な損害を出してしまいます。
試験焼却の排気や焼却灰の検査はそういう人たちに安心感を与える事はできません。
実際にすでに県内各所で瓦礫を処理している山形県などでは、農畜産物や観光業に悪影響を与え出しています。


瓦礫受け入れによって周囲の土地を汚染して住人に健康被害を出したり、土地の汚染で地価の下落やテナント・物件の入居率低下を引きおこしたり、汚染自体は起きなくても風評被害を引き起こして地元の農畜産物、食品の売り上げを低下させたり、観光客減少をまねくなどして市や県に経済的な損害を引き起こした場合は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・被害を受けた多くの人々に呼びかけて参加してもらい、「受け入れを決めた人(市長や知事、町長、環境課の課長や部長)」個人・個人に対して、集団で民事訴訟を起こして多額の損害賠償を請求させていただきます。
健康や経済面で被害を受けた者達がそのまま泣き寝入りするという事はありません。
必ず訴えさせていただきます。

瓦礫受け入れを決定する方は、もっと「慎重」に考えて瓦礫受け入れの是非を決めていただきたい。
どうしても瓦礫を受け入れる場合は、本当に周辺に汚染が起きないという事をもっとしっかり検証するとともに、受け入れ後も細かい検査をしっかりやって公表し続けるべきです。

市や県の経済への影響を考えると、安易な瓦礫受け入れは考え直した方がいいのではないでしょうか?

・・・・と、こういう感じで、声明を出したり、記者会見をして報道してもらいます。
(自分らでyoutubeやustreamに流したりも)

署名や説明会での反対意見もどこ吹く風で受け流していた市長や知事、町長も、「自分が後で民事訴訟を起こされて多額の賠償請求をされるかも(裁判で負けると人生終了)」と知ると、一気に顔色が変わって脂汗を流しながら対応を検討せざるをえなくなります。

日本のあちこちでこういう声明を出したり記者会見を行うと、「考えを改めさせるための格好の手だ」と思った人などが次々と後追いで連鎖的に声明を出しはじめ、すでに受け入れを表明したところだけでなく、受け入れを検討しているところも「安易な受け入れ」はできなくなります。

健康被害や経済被害を引き起こした市長や知事、政府の役人に対して、民事裁判を「その個人」に対して行うというのは別におかしな話ではなく、最近でも大阪府の元府知事の橋下さんに対してWTCビルの件で数十億規模の民事訴訟を起こされてたりしています。
経済被害ではありませんが、薬害エイズ問題などでは当事の役人に対して集団訴訟を起こし、「阿呆な対応して多くの被害者を出した者」に然るべき重い罰を与える事ができました。

「訴訟されて裁判に負けると数億いやもっと多くの損害賠償をするはめになる。家や土地を失うはめになる・・・・」とわかると、よっぽど能天気な人でない限りは相当受け入れに慎重になりますし、それでも受け入れを決める人は、「市や県の農畜産物、食品、観光業に少しでも経済的損害を与えないよう」に、受け入れ後の細かい土壌や降下物検査をやらざるをえなくなるのです。

なお、自治体の話になってますが、自治体とは関係なく民間企業で勝手に瓦礫などを引き受けて処理して、周囲に汚染を引き起こしたり経済被害を引き起こした場合は、これも当然ですが周辺住民や市や県の農家、メーカー、観光業などが集団で手を組んで民事訴訟を起こして、そういう「馬鹿な事をした企業」を潰す事になるでしょう。
こっそり受け入れて処理するつもりの企業は心しておくように。


瓦礫受け入れに対して反対声明を出したり記者会見をしている人や団体もすでにいますが、「もし健康や経済被害を引き起こした場合は、必ず被害者が集団で手を組んで、受け入れを決定した個人に対して訴訟を起こさせていただきます」とつけ加えておくべきです。
これは「脅迫」ではなく、被害を受けた人(受けるかもしれない人)は行える「当然の権利」です。

各地でこういう声明が次々と出されると、受け入れを表明しているところは考え直す事になるでしょうし、検討中のところも慎重にならざるをえません。
また、山形県や東京都など「すでに受け入れてるところ」でも、今から声明を出し、「しっかりした検査」をこれからさせるようにした方がいいでしょう。
今やってるザル検査ではなくね。

山形は急がないと、このままでは県内の産業廃棄物処理業者が儲ける一方で、農家や観光業・食品メーカーがずっと損害を被り続けるという馬鹿な話になりかねません。
山形県内の農家や食品メーカー、観光業の人が集団で手を組んで、これ以上県内の経済に悪影響を与えないよう、しっかり「宣言」を行い、きちんとした検査を要請するべきです。


こういう声明を出すと、瓦礫受け入れに対して反対している人は、いずれのケースでも「自分の望んだような結果」を得られるでしょう。

1・市長や町長、知事が思い留まって、受け入れしなくなるという結果。

2・受け入れるが、各所の周辺調査をしっかりやって、汚染が起きていた場合は早期に受け入れをやめさせる事ができるという結果。

3・受け入れて幸い汚染がまったく起きてない場合も、市や県の経済に悪影響を与えないという結果。(おまけに細かい検査で汚染が起きてないのがわかるので、周辺住民の不安も解消される)

「安易な受け入れ」は阻止できるし、受け入れたとしても周囲に汚染を起こさない(起きた場合は早期発見できる)し、市や県の人々に経済的な被害は引き起こさないという事になります。
悪くない話だと思いませんか?

「地元や全国での安易な瓦礫引き受けはやめてもらいたい」と思ってる人は、どうかこの内容を自分のサイトやブログ、掲示板などでurlや本文転載で紹介したりしてください。


<おまけ:瓦礫のリサイクルについて>
焼却できる瓦礫や、不燃物の話は出ていますが、リサイクルできる瓦礫(金属やプラスチックなど)についてはあまり出ていませんね。
大阪府の松本知事が「リサイクル瓦礫も大阪で引き受ける」みたいに言ってた事がありますが。

金属やプラスチックのリサイクルの場合、溶かす前に洗浄処理を行うため、放射性物質が付着してるものを洗浄すると、河川や下水道に大量に放射性物質を垂れ流す事になります。
1kgあたり100ベクレルとかその程度でも、一箇所の処理場で数千トン単位で処理してしまうと、その放出される量は馬鹿になりません。
また、前述したように線量計で100ベクレルとか200ベクレル以下に選別するのは不可能なので、中にはもっと汚染度の高い物も洗浄してしまうでしょう。

大阪湾みたいなところでは河口部で堆積してしまうでしょうし、間に下水処理場が入っていた場合は、汚泥に蓄積され、それが肥料化されて周辺の農地に出回ってしまいます。
奈良や他の県の河川や湖にも流れていって堆積するかもしれません。

リサイクル前の洗浄で放射性物質を洗い落とせないケースも出てくるでしょう。
サビや塗料などで表面がデコボコしてた場合などです。
その場合は溶かした金属やプラスチック内に放射性物質が練りこまれる事になります。

薄まるので数マイクロシーベルトの線量を出す物は出てこないとは思いますが、溶かした金属やプラスチックは「完全に均等に」放射性物質が拡散するのではなく、実際は鋳型などのデザイン次第で、局所的に固まった状態で固化してしまう事はあります。
容器や部品の一部から通常の空間線量より有為な高い値が出てしまうかもしれません。

もし製品の一部箇所から0.3マイクロシーベルト以上の線量が出るようになってしまうと、色々な問題を引き起こしてしまいます。

日本では国内の町工場や部品メーカーが海外向けに部品を作って出荷してるところも少なくありません。
そういう外国に出荷した部品から、諸外国が設定している厳しめの線量基準より高い値が出たらどうなるでしょう?

部品の買取を断られるのはもちろんですが、今後その部品メーカーや工場は取引を断られるかもしれません。

また、「日本の部品からまた基準値以上の線量が・・・・」みたいに度々外国で報道されると、「日本のメーカーではなく他の国に部品の製造を依頼するか」みたいにもなりかねません。
円高で苦しめられている町工場や部品メーカーは、汚染された瓦礫のリサイクルによって、今以上に苦しめられてしまう事になるでしょう。

放射性物質が付着した瓦礫については、リサイクルによって諸問題を引き起こさないか、今一度しっかり検証すべきです。


原発事故から一年ほど経ちますが、「中古車両(車やバイク、農機具他)の汚染問題」はまるで無かったかのように政府が放置し続けていますよね。

毎時100マイクロシーベルト以上という高すぎる線量を出す車両も見つかってたり、「洗っても30マイクロシーベルト以下にならない」なんて追調査でわかったものもあります。
こういう高汚染の物はしっかり回収していかないと、部品が中古パーツとして出回ったり、廃車の際に部品がリサイクルされて、前述のリサイクル瓦礫のように河川や汚泥の汚染を引き起こしたり、部品の一部から一定以上の線量が出るようになってしまいます。

原発事故は細野さんが大臣を担当していますが、そろそろ汚染中古車両問題についても「まともな対応」をすべきではないでしょうか?
このまま放置を続けると、浪江町の汚染砕石問題と同じように、「被害をより拡大」してしまいますよ?

2012年3月 6日 (火)

交流会やりましたin愛知県岡崎市

3/4に友人と2人で初主催者となり、放射能に不安を持つ人たちの交流会をしました。
事の起こりは「岡崎周辺でお茶会しませんか~?」というツイートがフォロワーさんから
発せられたので「いいですね~、参加したいでーす♪」と軽くツイート返したことから・・・。
ちょうどその辺りに住む友人と「会いたいねー、ミニお茶会でもしようか」と話していた
ところだったのです。 

そしたらツイート返した方から「お茶会の呼びかけ人になってみないかい?」と言われた
ので「え・・・わたしですかいな??」と戸惑いつつも、ツイッター上で呼びかけてみました。
で、何人かの方から参加希望とのツイートをいただき~の、言いだしっぺの方のサイト
にて更に呼びかけ記事を掲載させていただいたり。 

しかしわたしには主催者としては欠落している点がある。それはお茶会をする地域の
土地勘が全くないこと。
なんせ愛知に来てからというもの、趣味だけやっていて引きこもりだったんだ。
「ど、どーしよう!」とアワアワしていると、友人が手伝ってくれると申し出てくれた。
結局、彼女が会場探し・予約・地域の議員さんなどのゲストまで呼んでくれたのだ。
わたしはその間、コタツに座りっぱでちまちまとストラップを製作していた(;´д` )
それも彼女の提案で、交流会で販売してみようということになったため一応数を揃えよう
とね。  

毎日ひたすら準備などをしていたら、あっちゅーまに日が経ちました。
ある日、言いだしっぺの方と電話でお話したらば、ただ集まってみんなでおしゃべり♪の
お茶会ではなく、まさかのけっこうなイベント的な構想が練られていたのです!
え、司会進行役をしろとかおっしゃった?ひい~~~Σ( ̄ロ ̄lll)
何すればいいんだ??と焦りながらも自分なりにプログラム(あやふや)に沿った台本
書いてみたり。 

なにするんだ、わたし・・と悩んでいたらついに前日になるも、プログラムの構成と内容
がはっきり決まってない~((;゚Д゚))
もうええわ、言いだしっぺの方は慣れているから頼ればいいや(*´▽`*)とやぶれかぶれになって寝る。 

いよいよ当日。早々と会場入りするため、毎日10時過ぎ起床(遅い)なのに6時半に
頑張って起きました。そして友人に途中の駅からお迎えしてもらい、会場入り・準備を
していると、言いだしっぺの方からお電話が。
友人「寝坊して今から向うって・・・」←もうすぐ始まりの時間
ネク「えええええええええ!!」←頼みの綱が切れた
友人「これを先にして、次にこれをして待とう」←若いのにしっかり者
ネク「あ、うん・・・時間稼ぎするしかないね・・」←初司会 

もうどうしようもないので、自作台本を見ながら「えーおはようございますっ。本日は・・・」
と始めたのでした(;´Д`A
心配していましたが、参加者の方みなさま意識が高く積極的にとてもたくさん発言して
くださいます。(時間稼げてラッキー)
そうやってバンバン発言していただきながら、1時間半?ほど(覚えてない)経過した
ところで責任者が来てくれたのでバトンタッチ(ToT)あ~何とかなって良かった・・・。 

と、裏事情はこんな感じであります。反省すべき点はいくつかありますが、みなさんも
やる気さえあればできますので、もっと小さいお茶会などを地域でされると、とても良い
と思います。なんとかなります、大丈夫!(´▽`;)←お前が言うな 

参加者のみなさま、責任者さん、いっしょに主催してくれた友人に感謝します。
どうもありがとうございました!! 

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参加してくださった方がブログで交流会の様子をupされています。
なんか写真撮ってるなあ・・と思ってました(笑)

 

Quattro Vageenaのブログ

2012年3月4日【放射能から子供達を守る会】岡崎!
http://ameblo.jp/29tomrich60/entry-11182985348.html  

 

↓良かったら、合わせてコチラの記事も。 

被災者救済 被災者 転居案内 愛知県
http://ameblo.jp/29tomrich60/entry-11183806436.html 

放射能から子供達を守る会 汚染食材について!
http://ameblo.jp/29tomrich60/entry-11183205360.html

 

Quattro Vageenaさん、レポありがとうございました!(*_ _)ペコ

 

 

  

2012年2月12日 (日)

日本テレビ NNNドキュメント「放射線を浴びたX年後 ビキニ水爆実験、そして」書き起こししました!

※タイトルの放送局を間違えて書いてしまっていましたので訂正しました。
拡散していただいた方々には、大変失礼をいたしました。
以後気をつけます、誠に申し訳ありませんでした。 

友人が見つけてくれたこの放送の動画です。合わせてご覧下さい。http://www.veoh.com/watch/v274059643k9c58ME  

先日放送されたこの番組を見て、ものすごい衝撃を感じました。
「これを埋もれさせてはダメだ!一人でも多くの人に知ってもらわないと!」という衝動に突き動かされ、初めての書き起こしをしました。
いつもはTVは見ないのですが、こんな番組があるよと教えてもらって、珍しく録画しました。この事件の舞台は高知県、わたしは元々本籍が高知。両親や親類はみんな高知出身です。でも、こんな話は聞いたことがなかった。忘れ去られたのか、話すことすら嫌なのか、あまり知られていなかったのか?とにかく何かわからないけど、わたしがやらないと!と感じました。
幸い土佐弁には慣れているので、出来る限り忠実に方言で書きました。出演されている方々のお名前も船の名前も忠実に書かなければいけない気がして、そうしました。 (一箇所どうしても聞き取れない箇所(△△部分)ですが、施設名のような感じがします。ハッキリとはわかりませんが。) 

そして以前から保存していたわたしの一番大事な動画が、この放送内容の続編に当たるのではないか?と思い出しました。第五福竜丸事件のその後、日本の女性たちの勇気ある頑張りが描かれています。こちらも是非ご覧になっていただきたいです! 

~母親たちの反核運動~3000万の署名、大国を揺るがす~(第五福竜丸が伝えた核の恐怖)
http://www.youtube.com/watch?v=rdtAG64FbYI 

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↓ここから書き起こし 

(福島原発爆発映像)2011年3月、原子炉から放出された放射性物質がばら撒かれました。一般市民に向けられる線量計。繰り返される「ただちに健康影響は無い」という言葉。(線量計を向けられる子供の姿)目に見えぬ放射能の恐怖に人々は不安を抱いたままです。しかし今から58年前、同じこの日本で線量計が人々に向けられたことは知られていません。そして日本全土が放射性物質でスッポリと覆われたことも。救済されることなく死んでいった多くの人々がいることも。 

元高校教師 山下正寿さん(67歳) 
アメリカが太平洋で行った、水爆実験による放射能被害を27年に渡り調査してきました。 
撮影したフィルムには被曝した漁師たちの証言が記録されています。 
●漁師①「ピシャーンと目を奪われるぐらいピカーンと、これはどうしたんやろと。そうしたところ真っ赤になって。」 
●漁師②「ピカッとキノコ雲が出て、水平線から水平線までいった。サーッと全部。」 
 
1954年(昭和29年)3月1日、アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験。 
広島型原爆の1千倍の破壊力を持つ水爆が、マグロ漁船・第五福竜丸を襲います。死の灰によって乗組員は被曝。6ヵ月後、通信長の久保山愛吉さんが急性放射能症のため急死。いわゆる「第五福竜丸事件」です。しかし、放射能で汚染された「死の海」にいたのはこの船だけではありませんでした。 
 
●第二幸成丸乗組員①「全員ガイガー計数器といいますか、あれでこう測られた。針はプッと振り切れてますわね。」 
●第二幸成丸乗組員②「私が測られた頭で、1500(カウント)と言われた。」 
●第二幸成丸乗組員③「ガイガー測定器メーターいっぱい振り切ったね。もう体一帯どこもかしこもね。」 
 
キャッスル作戦と名づけられた水爆実験は、3ヶ月の間に6回行われました。 
 
・1回目 1954.3.1 ブラボー  
・2回目     3.27 ロメオ      
・3回目     4.7  クーン      
・4回目     4.26 ユニオン     
・5回目     5.5  ヤンキー     
・6回目     5.14 ネクター     
 
セシウム・ストロンチウム・ヨウ素・プルトニウムなどが海を汚染。さらに上空に吹き上げられた多量の放射性物質が漁船を襲いました。やがて多くの乗組員たちが次々と死んでゆきます。 
 
●新生丸乗組員の妻「窓を開けて血をポッタリ吐いて死んでいた。」 
●新生丸乗組員「その船に乗っていた人間がどんどん50代60代で亡くなって。」 
●第二幸成丸乗組員の妻①「もう皆、若くしてね、亡くなってしまったから。ほとんど亡くなりましたね。」 
●第二幸成丸乗組員の妻②「バタバタバタと亡くなっていったんだよね。」 
●第八昇栄丸乗組員「皆早く死んでしもうた。」 
●尾野スミエさん「私の兄と姉婿と乗っていた皆が亡くなってしもうた。私の夫は兄と一週間違いで亡くなった。2年前ぐらい前に姉婿が亡くなった。夫は背中が痛いと言い出して病院に検査にいったらもう手遅れでね、すい臓も肝臓もガンで侵されていてね。」 
 
高知県土佐清水市に放置されていたマグロ漁船「第五住吉丸」はかつて第五福竜丸と同じ海で操業していました。 
1987年、見つけたのは高知県で教師をしていた山下さんと生徒さんたちでした。 
住吉丸は本当に被曝したのか?残留放射線の測定を試みます。 
バリバリバリバリ・・(測定器の音)「うわあ、どういうこと?怖いね、これ」←大人も子供も真剣な顔で見ている。 
バリバリバリバリバリバリバリ・・・(測定器の針が振り切れる) 
 
35年が過ぎているにも関わらず、船体からはセシウム134・ストロンチウム90などが検出されました。 
調べてみると、乗組員11名中8名がガンのため亡くなっていたのです。山下さんは50代の男性が何人も亡くなっていることを知り、衝撃を受けます。 
 
●山下さん「教師になって帰ってきてこの事件にぶつかりましたから、第五福竜丸だけのはずなのにおかしい。しかも自分の身近な人が関係しているということは、すごく緊張感がありましたからね。人の問題ですからね、漁船の救済どこもしないですからね、誰かがやらなければならないことですよね。」 

 
1985年、山下さんは仲間の教師や高校生たちと共に被災者の聞き取り調査を行いました。 
救済されることもなく口を閉ざしてきた漁師たち。高校生の懸命な姿が生存者や遺族の心を開いていきました。 
被曝した魚を水揚げした船は、東北から九州まで全国に渡っていました。その内、高知県の船が1/3。 
3年にわたる調査の結果、高知県内で消息がわかった乗組員が241名。被曝から34年すでに1/3が死亡していたのです。 
 
(調査用紙に残された生々しい証言) 
●第八順光丸 乗組員「実験直後めまい・ヤケドあり。」 
●第七大丸  乗組員「歯茎から出血。白血球少ない。」 
●第一徳寿丸 乗組員「キノコ雲を目撃。二週間後脱毛が起こり、顔が真っ黒くなる。」 
●第八順光丸 乗組員「だるさ・脱毛」 
●第二幸成丸 乗組員「29歳で被災、脱毛が起こった」 
●第七長久丸 乗組員「水爆との関連は不明だが、機関長は2年ほど前に胃ガンで死亡。甲板長は30歳で胃ガンで死亡」 
 
《漁師たちの無念を晴らしたい》山下さんの活動は、高校教師を辞めた後も続いていました。 
(長崎県南島原市口之津町の平三義さんの妻、平チミさんのお宅) 
当時ビキニ海域にいたのはマグロ漁船だけではありませんでした。貨物船「弥彦丸」の乗組員・平三義さんは40歳の時、岡山大学付属病院で放射性物質による白血球減少症の疑いとの診断を受け、被爆者健康手帳の交付を求めます。 
しかし、長崎・広島の被爆者でないというだけで申請は却下されたと言います。 
 
●山下さん「体はだるいゆうて、よく言われたんですね?」 
●チミさん「そうですねえ、もうキツイキツイゆうてからですね、寝たり起きたり寝たり起きたり」 
●山下さん「もうちょっと早ければよかったんですけど、今からでもすごく調べたいと思っていますので・・」 
●チミさん「もう(生存者は)口之津にはいられないですもんね、3人、4人いられたんですけどね。」 
●山下さん「まあでも大変でしたよね、ずっとそうやって看病したり病院に行ったりせないけんのはねえ。」 
●チミさん「運命と思わにゃ仕方ないですよね、苦労しました。そっちこっちにね、病院通いばっかりだったです。」 
 
●山下さん 
「漁民の体を通して、ガンとか心臓発作とかそういう病気を通して《なぜ俺はこんな目にあって死ななきゃいけないのか》 という想いをずっと積み重ねられているわけですからね。その時初めて明らかになるという、そういう意味で怖いですよね。何十年も経たないと明らかにならないという、何十年経ってやっと漁船員の死を通して立証されようとしているということですから。」 
 
調査中、山下さんは被曝の実態解明につながる重要な手がかりに出会います。それは「第二幸成丸」船長の崎山秀雄さんが記録した漁業日記でした。通常、航海が終わると廃棄される漁業日記。偶然発見されたこのノートから船の位置や操業の様子、被害の実態をたどることができたのです。 

◎日記「1954年(昭和29年)2月24日晴れ、14時30分浦賀出航。一路マーシャルへ。」  
紙テープで彩られた浦賀港、航海の無事と豊漁を願って駆けつけた家族に見送られ、第二幸成丸は2週間を掛け南太平洋を目指します。 
 
◎日記「3月1日、連日向かい風強く引き続き続行中。」 
出航して6日目の3月1日、アメリカは一回目の実験となる水爆ブラボーを爆発させます。第二幸成丸の通信長・山下昇一さんの無線を傍受。「第五福竜丸が死の灰を浴びた」 
 
 
●第二幸成丸の山下通信長の妻・山下尚子さん 
「もう自分がツーツー(無線)でやってるでしょ、それでもうその時にわかったらしい。福竜丸が(死の灰を)被ったということ、彼らがやられたということを無線で聞いたらしいです。灰を被ったということをね。ほんで(爆心地に)一番近くにいることもわかるでしょ?わかって船員には伝えたらしいです。」 
●第二幸成丸の乗組員・有藤照雄さん 
「通信長が『静岡の船が空から灰のような物が降ってきて、珍しいとみんな拾ったらしい』ゆう話を聞いたんですよ。」 
 
第五福竜丸が死の灰を浴びて岐路を急いでいた頃、第二幸成丸はマーシャル諸島に向け船を進めていました。アメリカが決めた危険区域を避け、3月11日からマグロ漁を始めます。操業中の3月27日、アメリカは2回目の水爆ロメオを爆発させます。33kmの上空に吹き上げられた放射性物質が、第二幸成丸にも降り注ぎました。 
 
●第二幸成丸の山下通信長の妻・山下 尚子さん 
「こう雲といいますか、あのあれはね遠くから見たそうです。ほんでやっぱり離れてるけど(死の灰を)被ってたらしいですね、船も。」 
●第二幸成丸の乗組員最年少当時19歳・桑野浩さん 
「鮮明に覚えているのはまず飯の鐘が鳴るでしょ、ダーっと若い人がトモ(船尾)に走って行くあの時にパラパラと降っているなということが何回もあったんですわ。生存されている方は同僚では私と同じようにきちっと帽子を被って合羽を着て、ある程度防護はしてましたね。まともに灰を体に入れた人はやっぱり早死にしてますね。」 
●第二幸成丸の乗組員・松野繁樹さんは知らず知らずの内に除染をしていました。 
「ブリッジの上とかマストとか煙突ね、漁具を置いてあるとこね、そこなんかは水を掛けたけどね、水に流されてね水のはけ口に(死の灰が)溜まっとったんですね。ま、それは覚えてますわ。」 
 
 
乗組員たちは放射能で汚染されたマグロを食べ海水を浴び、死の灰の積もった船で30日間を過ごしました。 
◎日記「4月25日9時30分、浦賀にひとまず入港。15時東京魚河岸に係留、直ちに原子カウント検査」 
 
第二幸成丸を待っていたのはカメラのフラッシュとガイガーカウンターのけたたましい音。港は騒然としていました。マグロに激しく反応するガイガーカウンター、命がけで捕ってきたマグロが目の前で廃棄処分される様子を第二幸成丸の乗組員は呆然と見ているしかありませんでした。 
 
●第二幸成丸の乗組員① ←紙に絵を描きながら説明
「放射能かかった魚は全部ここへ選別しましてね、ハシケ積んでから、だからどの船もこういう格好して捨てられた。」 
●第二幸成丸の乗組員② 
「かためてトラックに積んでどこに捨てたかは知らんですわ。全部放棄ですよ。」 
●第二幸成丸の乗組員③ 
「こんな馬鹿げた話があるでしょうか。自分でもうね、ろくに睡眠もとらんと働いて捕ってきた魚を捨てるなんてもう考えられないですよ。」 
 
第二幸成丸の被曝は新聞でも報じられました。読売新聞(1954年4月16日)に「築地にまた放射能船」 
「方向探知機から4192カウント、乗組員の頭から224カウントの放射能反応が認められた。 
 
●第二幸成丸の乗組員①「私はね、ガイガー測定人を案内したんですよ。それで私の頭で1500(カウント)と言われた」 
●第二幸成丸の乗組員の妻・浜町霞さん「俺らも調べられたーゆうて。私は何カウントの放射線を浴びてたということも聞いてないしね」 
●第二幸成丸の乗組員②「ガイガー計数器といいますか、全部こんな全員こう(測定)やられたからね。針がもうプッと振り切れてますからね」 
 
操業の様子や船の線量を細かく記録していた崎山船長。ところが日記には人体やマグロの線量は書きとめられていませんでした。これにはある理由があったのです。 
 
(高知県室戸市) 
●第二幸成丸の崎山船長の妻・順子さん 
「私たちもね、しゃべりたくないんですよ。こんな事をしゃべったって何にも無いづくで、あの漁協そのものはそれ(被曝)を公にせられると漁協も成り立たん、魚も売れん。そうすると何十隻もの漁船を抱えてるから、地域も成り立たん。その補償をもらうことよりも、まず今日明日の生活をどう守るかっていうことのほうが先やなかったんですか。だからその時分てゆうたらそこへ日本の国がやっと自分でこうつかまり立ちが出来るかというような情勢でしょ。で、その柱は何かゆうたら石炭と魚ですから、あんたらの思う感覚とは全然・・うん、そんな中で私たちはこういう経験をしてきてるからね、あんたたちが考えたらそら「崎山さんおかしいやか、そりゃなんでそういう何で・・」そんなん、その当時は。で、そういうことをおかしいやないかゆうて気づいてる人たちもあって『船員に補償がなけりゃいかん問題や』思った船員さんもおるかもわかりませんけんど、そんなことを口に出して言いでもしたら船に乗れません時代でした。それだけは言うときます。」←カメラを正面から見てハッキリ最後の言葉を言ってます 
 
水爆実験後、海流により日本に迫る放射能汚染。日本近海の魚も被曝していました。その年、延べ992隻の船が被曝した魚を廃棄。6回に及ぶ実験で海の汚染は強まって行きます。 
 
ところが水爆実験からわずか7ヶ月、日本政府は突然マグロの放射能検査を中止します。その4日後、次のような文書をアメリカと交わしています。「ビキニ被災事件の補償問題に関する日本側書簡」アメリカ合衆国政府は日本政府が前記の2百万ドルの金額を受諾する時は、全ての請求に対する完全な解決として受諾するものと了解します」日本円で七億1千万円、政府は2/3をマグロ関係者の損害に当て、残りは魚の廃棄に対する補償や第五福竜丸乗組員の治療費などに配分するとしています。日本政府は2百万ドルと引き換えに事件に幕を引き、その後すべてのマグロが食卓に上がったのです。 
 
当時、口を閉ざすしかなかった乗組員たち。彼らはいったいどれぐらいの放射線を浴びていたのでしょうか。 
 
(二本松市のアドバイザーを務める野口邦和さんの公演「放射能から家族を守る食べ方の安全マニュアル」風景) 
この野口さんに乗組員の浴びた放射線量の算出を依頼しました。第二幸成丸から検出された4000カウントを元に乗組員が被曝した瞬間の放射線量を算出します。(算出はGM-10ガイガーミューラカウンタの線量率換算計数を利用しています) 
 
計算中の野口さん「ああ、とんでもない数字になりますね」←独り言のような感じで 
「えー方向探知機がまあ4000CPMの汚染があったと。これを3月27日のロメオ実験による汚染だとすると、時間当たり48.5ミリシーベルトになりますね。ですから例えば10時間そこにいるとね、約485ミリシーベルト、まあ約500ミリシーベルトですよね。500ミリシーベルトというと白血球が減り始める、そういう線量に相当します。10時間いるだけでも。やはり相当な被曝、急性障害が起きてもおかしくないような被曝がね、あった可能性が大ですよね、これは。」 
第二幸成丸の乗組員22名、過酷な運命を背負った彼らは40代50代の若さで次々と亡くなっていったのです。 
 
第二幸成丸の数少ない生存者の一人、有藤照雄さんは現在横須賀に住んでいます。偏見や差別を恐れ、長い間口を閉ざしてきました。 
有藤さん「終戦当時だから紙が悪いね。第二幸成丸・・(←保険証か身分証?を見ながら)ずーっと50年間なんにも言わず自分の中だけに秘めて、経験したことを家族にも誰にも言わなかった。妹たちにも。」 
 
その後、有藤さんは自分の経験を妻に明かしました。 
妻・光江さん「米軍だってあれでしょう、そういう実験をして人体実験みたいなもんだよねえ。主人が放射能を受けてから子供が二人産まれてるじゃないですか?それで何にも子供はね、具合が悪いとか白血球が多いとか少ないとかそういうことも全然出ないし、だけどこの子達、父親に遺伝して体のどっかにあるんじゃないかなあ思って、私は本当死ぬまで心配だよね。」 
 
そもそも被曝したことを認められていない有藤さんたちは、国から医療費などの支援を受けることはできません。乗組員やその家族は放射能の影響に怯えながら、生きて行かなければならないのです。 

2年前、南海放送が入手したアメリカ原子力委員会の機密文書。そこには6回の水爆実験で生み出された放射性物質による汚染の実態が克明に記録されていました。「5月初期のヤンキーの実験の際、太平洋高気圧が強まり日本には大量の放射性物質が降下した。多分、夏と初秋の実験では日本は最も放射能汚染されるであろう。」 
 
1954年3月1日、多くのマグロ漁船が操業する中、アメリカ原子力委員会は水爆ブラボーの実験を実施。放射性物質は東西に広がりわずか一週間でアメリカ本土にまで達しています。5月5日、5回目となる水爆ヤンキー。すると今度は日本が。徐々に日本列島を脅かす汚染地図。そして5月17日、日本は放射性物質にすっぽりと覆いつくされたのです。 
 
放射性物質の広がりを示す地図に、第二幸成丸の航路を重ねてみます。 
・2月24日、  第二幸成丸は日本を出航。 
・3月1日、  ブラボーが爆発。 
・3月9日、  第二幸成丸は放射性物質の領域に突入。 
・3月11日、  死の灰を浴びながら操業。 
・3月27日、  2回目となるロメオが爆発、新たな放射性物質が乗組員を襲います。 
・4月1日、  操業を終えた第二幸成丸は岐路に着きます。 
 
こうしてマグロ漁船の被曝は、当事者であるアメリカの機密文書によって裏付けられることになったのです。更に驚くべきことは実験の一年前、すでに122箇所の観測所が設置されていたことです。日本には三沢や東京など5箇所、被曝で苦しむ広島と長崎でもアメリカは 
観測を行っていたのです。 
 
●日本大学専任講師・野口邦和さん 
「えーアメリカはね、もう世界的な規模で汚染されることはわかってたはずですよね。というのはあのレポート見れば、えー120箇所か130箇所ぐらいにね、そういった測定地点を設けて、本当に世界的な規模でね、フォールアウトの影響を調べてますから。てことはあの世界的な規模でね、原爆実験をやればそれは汚染が広がると承知していたんだと思うんですね。」 
 
広島私立大学の高橋弘子さんは、当時アメリカがある想定をしていたことを突き止めました。 
●高橋さん「これは私が核実験東京△△である原子力委員会の資料から入手してきた、あのー文書なんですけども何でこういう影響があったのかとそれを示す地図です。先ほどの航海地図を、この今度はワシントンDCを爆心地として置き換えたものがこの地図なんですけども。」 
 
原子力委員会は水爆ブラボーがアメリカ本土で爆発したと想定し、どのような被害が出るかを検証していたのです。爆心地はワシントンDC、被害想定はおよそ200キロ離れたフィラデルフィア。 
 
●高橋弘子さん「(文書を見ながら)屋外にいた場合は100%が被曝して死亡率が50%、全ての人がまあ何らかの形のその病気になるというそういうことが述べられてます。」 
 
久保山愛吉さんが亡くなった、あの第五福竜丸が被曝した位置がちょうどフィラデルフィアにあたります。アメリカは第五福竜丸事件からその2年後、核実験を再開。日本の漁船は汚染が続くその海でマグロ漁を続けたのです。そしてアメリカは世界最強の核兵器を手に入れたのです。 
 
●豊子さん「ああしんど、登れんようなった。」←日傘とリュックで、急な山道を登る年配の女性・豊子さんが映る。 
高知県宿毛市、ここに生存者わずか2名という船がありました。 
●豊子さん「おじいさん、ようか来ました。」←ご主人(新生丸の乗組員)のお墓に着く。 
 
11年前のこと岡本豊子さんが自宅に帰ると、夫の清美さんが玄関先に倒れて死んでいました。 
●豊子さん「今日は一人やないぞねえ。いっつも一人やきに。」「昨日きて長いことお話ししちょるきに。」←お墓のお掃除をしながら。 
 
6人の仲間たちとこの高知からマグロ船に乗り込んだ夫・清美さん。マグロ船・新生丸もまた死の灰を被った船です。次々と死んでゆく仲間を見送り、自らも病と闘った末に亡くなった清美さん。闘病生活を支えた豊子さんは、果たすことの出来なかった夫のその無念を 
知っています。 
 
事件から34年が過ぎた1988年救済を求め、全国初となる「被災船員の会」が高知県に発足します。代表世話人となった清美さん。 
議会に働きかけ医師と連携し、自分たちで健康調査を行いました。被曝の事実を国に認めさせたい、しかし夫は生前妻の前で意外な言葉をもらしていました。 
●豊子さん「絶対これ(事件の解明)は成功はせんねゆうて、ゆいよりました。」 
●インタビュアー「これは成功せんというは、どういう・・・?」 
●豊子さん「(苦笑)これは成功せんでしょう、これは国が相手やきに。自分らのあれでは出来んことやもんねえ。ねえ、そうやかね。国相手やから自分らがどう思っちょってもなかなか・・・。まあ元気でおっただけ幸せ・・、直に亡くなった人もおるしねえ。」 
 
被災船員の会はその後、会員の死亡が相次ぎ解散を余儀なくされたのです。 
 
新生丸の乗組員のお墓は港を見下ろす小高い丘の上に並んでいました。←豊子さんの案内で乗組員たちのお墓へ。 
●豊子さん「ここです、昭和58年の5月の28日か。61歳て書いてある、61歳。」 
●インタビュアー「若いですねえ。」 
●豊子さん「昭和58年6月の16日、52歳。52歳。」 
●インタビュアー「若いですね。」 
●豊子さん「この人もガンやった。」 
 
被曝の事実を認められないまま亡くなっていった乗組員。新生丸に乗った男たちは19名、すでに17名が死亡しています。 
 
(東京都内、全日本海員組合を尋ねる山下さん) 
調査を始めた頃、40歳の現役教師だった山下さん。ビキニ環礁での被爆事件を解明し、被災者を救済したいと今も活動を続けています。 
●組合員「週に1回ぐらい出よったんですよ、この当時。今は月3回ですね。」←海員しんぶんを見ながら。
現在は、乗り組員たちが被爆者健康手帳を交付されるように働きかけています。 
●山下さん「広島・長崎以外でも、明らかにビキニ被災によって影響を受けた人間に原爆手帳を申請してくれと。こういうことをほとんど人に知られていないので、やっぱりあの是非海員組合としても引き続きですね、また取り上げてもらったらと思うんですけども。」 
●組合員「そうですね」 
 
(高知県教職員組合・青年部の激例会にて) 
●山下さん「マグロ漁してたというだけでなくてね、第五福竜丸ほどではないけど火の玉を見たという、いわゆるあの爆発を見たという人が10数人いました。この問題はなかなか・・・」 
 
事件から58年、残された時間はありません。 
 
(旅館?の部屋に帰宅した山下さん) 
●インタビュアー「こんなにしんどい思いして(事件に対する認識が)変わりますかね?」
●山下さん「(日本酒?を飲みながら)ははは、それはやってみないと分からないから。そんなに急に変わるなんて初めから思ってはせんよ。ちょっとずつコツコツ穴を開けるようにせないけん。谷川でねえ、カニが穴開ける。赤い子のカニが。それが堰を切る時があるんだよ。セメントで固めたものにね、カニが穴開けてね。赤い子がおったらイカンゆうてね、赤い子がね、セメントを破って穴を開けるっていうね、まあそんな気持ちよ。はははっ」 
●インタビュアー「先生は赤い子ですか?」 
●山下さん「そう、赤親やけんど。ははははは。まあいずれ変わるときが来るだろうと思ってやらんと、しんどうてできんよね。」 
 
日本中を放射性物質が覆ったあの日からおよそ60年。(福島原発の爆発映像)またこの日本に放射性物質が降り注ぎました。 
 
●第二幸成丸・崎山船長の妻 順子さん 
「そーら今でもそうやか、あの出しよる(発表している)その記者会見じゃなんじゃらでゆうもんも、私たちが知りたいこととあの人らの言うことは違うように私は思うけんど。うん、だから私らがなんぼそんな話(ビキニ事件)したって、そんなの(誰も)知らんことやきん。ただ、いつの時代にも弱い者にシワ寄せが来るというのは、いつの時代も一緒。うん、いつの時代も一緒や!」 
 
被曝したことを認められず、原因さえわからないまま死んでいった多くの乗組員たち。事件から58年、彼らは自らの死を通して無言のメッセージを送り続けています。 

↑書き起こし終わり 
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【お願い】これをお読みになり、また動画をご覧になられて、同じように衝撃を受けられた方にお願いします。出来る限りの拡散をしていただけないでしょうか?忘れ去られてはいけない事実があることを、一人でも多くの日本人に知ってもらいたいのです。
(ネクタリーナ)

2012年1月 8日 (日)

さよなら原発、津山反核緊急デモ!!!

津山で「さよなら原発、津山反核緊急デモ!!!」があるそうです。
岡山の方は是非!!

(稀)

以下転記
-------------------------

年があけたところで、この多すぎる犠牲や不安を無かったことにさせてたまるか。

本年も全ての原発の廃止を求め賑やかに歩かせていただきます。

楽器、鳴り物、旗、プラカード大歓迎!!

終わった後、ちょっとした交流会なんぞ予定しております。


日にち:2012年1月22日(日曜日)
集合場所:山下児童公園
時間:14時集合、14:30出発

公式ブログhttp://tsym.exblog.jp/

2011年12月12日 (月)

チャリティバザーに出品in愛知!

すっかり更新放置しておりましたネクタリーナです(´▽`;) 
みなさまお元気で放射能対策してますか~!うんうん、してるね?   

わたくし事ですが、16日に愛知で仲間が開催してくれるバザーに
趣味で制作していたミニチュアを出品させてもらうことになりました。
3.11までは、人生を賭けてやっていくはずだったミニチュア制作。
原発事故後、そんなもん作ることに何の意味があるのかわからなくなって。
明日どうなるかさえも不明な日本になってしまって、今までの価値観が
根底からぐわー!と覆されたのです。 

それでもやっぱり作りたい気持ちはずっとあって、ミニチュアブログもたまに
巡回してたのですよ。ほとんどの人は事故前と変わらず制作に打ち込み、
展示会出品したり販売したりしているのを見て、正直うらやましかった。
作りたいけど、私利私欲のためには制作する気力が湧いてこない・・・。
あわよくばプロになりたいとか高く売れるようになりたいとか、そんな思惑。
もうそんなもんはどうでもよくなってしまったから、原動力が消えてしまった。 

事故からずーっとミニチュアを作ることで、被災地や子供の支援をしたかった。
そう考えていたけど、ひとりでどうやれば良いやらわからなかった。
それがひょんなことからネットを通じて同県の人たちと出会い、今回主催して
くれるオレンジさんにも出会い。おかげでずーっと頭にあったことがいきなり
実現してしまったのです!
しかも出品させてもらうことが決まって、〆切りまで2週間Σ( ゜ロ゜)
9ヶ月ほど手付かずだった制作、どうやって作っていたのか思い出しながら
毎日必死でやりました。まるで事故前に戻ったような感覚を感じた・・・。
でも危機感は忘れることのないよう、自分に言い聞かせた(笑) 

わたしは原発などの難しい資料を読んだり、理解したりすることが苦手。
行動力もなく、あまり社会的に役に立てていると思えない。
それゆえ自分の特技を生かせるということは、とてもありがたいこと。
素晴らしい活動をされる方々に対する劣等感、日々の恐怖からずいぶん
開放された。それぞれ得意なことをしていけば、確実に貢献できると思う。
わたしはこれからずっとチャリティで制作をしていこうと決めました。
このような機会を与えてくれてどうもありがとう(*_ _)ペコ 

●チャリティバザーの主催者、オレンジさんのブログはコチラです。
放射能から子供を守りたいママの会@あま市」 
●そして、制作したミニチュア写真を載せてくれたページはコチラ。
出品作品を『ちょっとだけよ~ん』(加藤茶風にw) 

「あんたも好きねえ~」とかゆうてましたね、懐かしいわ(笑)

 

2011年11月23日 (水)

「小さなアクション」

私が参加している、子ども未来・愛ネットワークのMLに、
「小さなアクション」という面白い提案がありましたので、紹介します。

思えば原発事故後、まだこのブログもなかった頃、
チェリ子とどうしたら危機感のない人達に危機感を持ってもらえるのか
ずいぶんと話し合ったものです。
その中に、下記にも書いてある、

食品売場で周りに人がいる時、会話っぽく話をするのはどうか?とか
車に目立つステッカー貼ろうか。とか

色々考えたものです。


(稀)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

子ども全国ネットでいただいたアクション・アイデアです。
原発事故と放射能問題を、あまり気にしない人たちに向けてのアクションを
「小さなアクション」として、提案された方からのまとめたものを転送させてください。
既に実践されているものもあるかもしれません、こういった小出し的なアクションもどうでしょう?

〜日常生活の中でできる情報拡散のためのゲリラ活動〜
(皆様、あまり真剣にならずに(~_~;) 読み流してください、とのことです)

その他、「あまりにセコすぎて大々的に公表できない作戦も日々、mixiコミュニティ
『放射能情報 セコい!ゲリラ活動』にて発表しております。」とのことです。

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「私たちが放射能を忘れても、放射能は私たちを忘れてくれません。」
人々の意識から原発事故と放射能問題を消してはいけないと思います。
ごくごく小さいアクションでも、何かを変えることができると思います。

日常に気づきを!気づきから、正しい認識へ!
その小さなきっかけ作りをすることが、これらのゲリラ作戦の目的です。

※注意※
限度や頻度に注意しなくてはいけません。
騒ぎすぎ、やりすぎはNGなので、加減が重要です。
モラルを逸脱しないように気を付けなくてはいけません。
また、女性ならやりやすいけど、男性だと(印象が変わるので)
なかなかやりづらい行動もあると思います。

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『語るアクション』
☆ 電車、タクシー、バスの中で、放射能や原発についてのディスカッションをする。
☆ 食品売り場で子供や友人と、安全な食品についての話をする。
☆ 隣に誰かいるところで、瓦礫阻止の電話や食品メーカーへの問い合わせをする。
☆ 美容室やマッサージルームの雑談で、何気なく放射能の話題を持ち出す。
(世田谷のニュースなど、ちょうどその時に話題になっているニュースからだと話題に入りやすいです。
穏やかな人が多いので、放射能の話題も素直に聞いてくれることが多いです)
★ ほんの一言だけで気にさせる作戦
「牛乳から7ベクレルって、”やばいよね”」 何が”やばい”のか、聞いた人の心にひっかかります。
☆ ひとこと宣伝 (例.「今度、どこどこで勉強会があるよ。」)
☆ 一枚のチラシ (例.「友人が主催してるんで、興味があったら参加してみて」など)

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『いきつけのお店 アクション』 顔なじみ、常連は強い!

☆ 放射能に関する本や、ビラを置いてもらう。協力を呼びかける。
(例.私はいきつけの整体院3箇所に、武田先生の本を待合室に置いてもらうことに成功しました。
健康に興味を抱く人が多いと思うので、脱原発の話 ではなく放射能の人体への影響に関する本を
選択しました。)
脱原発だと”思想”だと思われてしまうようなので、放射能関連の本の方が無難です。
お願いした院の皆さんは、快く引き受けてくれたうえ、積極的に活動に協力してくれるようになりました。
放射能を気にするお客さんにアドバイスをするといったことまで、日々行なっていると報告してくれています。

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『教会・お寺・神社にお頼み申す作戦』
すでに活動している坊さんや牧師さんも多いです。
声をかけやすいところだったら、資料などを渡して協力を呼びかけてみてください。

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『資料の配布作戦』
☆ 地元の線量マップを作成し、配布
今、自分の住んでいる地域の放射線量が気になっている人が多いです。
「この辺の測定地図あるけど」というと、「ありがとう」ともらってくれるケースは多いです。

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『お願いアクション』
☆ スーパーのご意見箱の活用。
(例.「検査をしっかりしてほしい」「西日本の野菜が少ない」「ベクレル表示を」など)
☆ ショッピングモールのご意見箱の活用
(例.「敷地内の放射線量を測定して、線量が高いところはすぐに対処してほしい。」
「ガイガーのレンタルをしてほしい」「食品の測定器を設置して欲しい」など)
☆ 本屋の店員さんに要望を伝える
(例.「この町でもミニスポットが見つかったというので急いで本を探しに来たが、見つけにくかった。
わかりやすいようにコーナーを作って欲しい」など。)
本屋はオーナーの意識の違いが本の配置、陳列に現れているようです。
原発問題は収束したと思っていてコーナーを取り下げてしまっている本屋もあれば、
放射能問題は今後も継続する大問題だ!と、店頭の一番目に付きやすいところに
コーナーを設けている本屋もあります。

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『尋ねるアクション』
☆ 食品売り場の人に、お店の放射能対策についてさりげなく聞いてみる。
☆ 本屋に置いていない原発、放射能関連の本を、わざわざ注文して取り寄せてもらう。
☆ パン屋さん、お弁当屋さん、お惣菜屋さんに、原料や野菜の産地などを尋ねる。
個人店の意識が低いままだと、内部被曝の発信地になってしまいます。
お客が気にすると店も気にせずにはいられません。
 「うるさいなあ」という、意識の低いお店かどうか、チェックするのも自衛の手段の1つです。

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『見せるアクション』
キーワードは”一目瞭然”。文字より”絵””写真”を効果的に使ってくだい。
メッセージ性の強いものが好ましいです。
また「見せるアクション」は自然と展開して、「語るアクション」に運ぶことが多いです。

☆ 車の窓(バック、サイド)にA4版くらいのプラカード(紙だけでもいい)を設置する。
後方または横の車から見えます。運転中、駐車中にアピール!http://p.tl/vAna


☆ あかつぶ缶バッジをつける。 http://blog.livedoor.jp/akatubukan/
★ 自転車、三輪車、自動車にステッカーを貼る。

★ 年賀状、手紙に一言つけ加える。または、メッセージの入ったシールを貼る。
ただし印象が大事なので、明るいメッセージを。
(○ 自然エネルギーでクリーンな社会を。 ×放射能危険!)

☆ 赤つぶプリントTシャツや、赤つぶエコバッグを外で使う。
ただ、ちょっと勇気がいるので臨機応変に出したり、隠せたりするほうが良い。
たとえばバッグは、私は比較的空いている電車で座っているときにだけ、
プリントエコバッグを出して膝の上に乗せようと計画中です。
プリントは、アイロンプリントのキットが売っています。Tシャツやバッグの印刷も廉価でできます。
印刷に出す段階でも店員さんが見 ますので、自然と情報の拡散になります。

☆ オリジナルグッズを作ってみよう。
ありとあらゆるものに好きなデザインがプリントできます。
(マグカップ、タンブラー、文具、スマホケース、クッション・・・)
例えばココ→Tシャツ、バッグなどにオンデマンドでオリジナルプリント
http://originalprint.jp/
オリジナル商品が1個から廉価で作れる便利な時代になりましたね。
楽しいですし、プリント屋さんへ注文する段階で、情報の拡散となります。(実績あり)

☆ ミニスポット探してます作戦(ガイガー持ってますよアピール)
話しかけたらたら、ミニスポットの危険性を軽く話したり資料を見せたりするといいです。

☆ 仕事の休憩時間や待合室、電車の中で、放射能関連の本を読む。
休憩時間では「何読んでるの?」という話題に自然になりますので、
聞かれたら軽く解説します。

☆ マスクをしていて「風邪?」と聞かれたら、「放射能対策」と答える。

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『ネット アクション』
☆ ユーザーネームの変更
(例.”脱原発””チェルノブイリ”などを入れる。)
Amazonでは、NGワードもあるので、言葉選びに気をつけてください。

☆ メールアドレスの変更
 datsugenpatsu@xxx.com

☆ つぶやき逃げ作戦 アバターで一言つぶやいて、その場を去る。
アメーバピグでやってみました。セリフは、ツィッターのをピックアップすると良いでしょう。
http://p.tl/YZN4
http://p.tl/CXGW
※注意※
チャットで議論は、全くもって不毛です。
つぶやき後は、監視会社にマークされないように、すぐにオチましょう。


より安全な、隠れながらつぶやきオチる、という手もあります。
http://p.tl/Poki

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☆・・・実績あり。実行済み。
苦情を受けたことがない活動のみを掲載していますので、
安心して実行していただけます。(笑)

★・・・まだ実行されていない案です。

補足:
<コツ>
”ユーモア”のある表現は、興味を引くし、心にも残りやすいです。
趣向を凝らした面白い表現方法を考えてみましょう。
(成功例:ベクレルと美味しんぼ。まさかのコラボでツィッターのトレンドに! http://p.tl/Bo8S
そして、こういう流れが出来たらコンビニチェーン本部に食品の安全性について問い合わせをしてみるとか・・・
ツィッターは会社にとって、驚異です。チャンスは活かさなくちゃ!)


(ツッコミどころがあると思いますが)上記のアクションは、私を含め、数人がすでに実行しています。

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瓦礫の拡散処理を阻止するための行動案です。


今まで大阪、長崎、蒲郡周辺のホテル・旅館25軒あまりに瓦礫受け入れの危険性について
メールで問い合わせをしたのですが、その中に、こういう返信がありました。

*************************************

この度は、貴重なご意見をご連絡いただきまして誠にありがとうございます。

当グループも微力ながら、行政の観光機関との会合などで
意見として申し上げたいと思います。
貴重なご意見誠にありがとうございました。

ホテル×××�

*************************************

ホテルや旅館をフォローしてるのが、観光協会や観光課。

「北海道東北地方知事会:がれき広域処理で国に緊急提言 知事、受け入れ慎重 /新潟」毎日新聞
「がれき広域処理促進を確認 道・東北知事会議」岩手日報

この危険なニュースを受けて、早速、北海道の観光地にアタックしてみました。

まず「札幌市観光協会」に電話してみました。
それから函館観光課、旭川観光協会にも電話で問い合わせ。
「毎日新聞で、北海道で瓦礫の受け入れを検討しているという記事を見ました。」
「東京の環境局に聞いたら、万が一汚染が見つかって被害が出ても対策などは考えていないという
無責任なことを言っていました。」
(事前に東京都の環境局に電話で追求していたので、この返答は事実です。)
「北海道に安心して旅行に行けなくなります。」
「どこに瓦礫が運ばれてくるかわからないけれど、地元の人たちで観光や農業を守ってください。」
という話をしました。

どの観光協会も、危機感ゼロな雰囲気でした。
「ええ?そんなこと新聞にありましたか?」
はじめは、私がデマを言っていると思われてしまいました。
前にも同じことを言われたことがあったので新聞に掲載されていたことを伝えました。
ネットの情報というとハネ返される傾向が強いです。

「私たちは全く聞いていません。」
「とにかく調べてみて、検討してみます。」
電話をしているうちに、相手側の緊張感が高まってきたのが感じられたので、
警告をした効果はあったと思います。

行政への働きかけは、まず第一ですが、窮地に立たされている
(が、当人たちには自覚がないことが多い)観光協会などにも働きかけてみてください。
私は県庁で働いたことがありますが、原発マネーに頼っていない地方を支えるのは観光産業です。
「ご当地ブーム」でわかるように、地方は観光に力を入れています。
放射性瓦礫の大量処理により観光が実被害を受けることは確実です。
実害と言っても、まだピンと来ない人達が多いので、
私はあえて「風評被害で観光産業が大打撃を受ける」という表現を使いました。
こちらの方が、あまり情報を知らない人には伝わりやすいようです。

あと狙うは、各地域の観光の目玉施設です。
長崎ならハウステンボス、大阪ならUSJとか。

とにかく瓦礫の問題は、地元民の反対がなくては押し切られてしまう感があります。
あとJAも・・と思ったんだけど、JAは今、TPP問題が佳境を迎えていて余裕がなさそうですね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011年11月12日 (土)

「汚染廃棄物広域処理」チラシできました!

瓦礫問題の電話での対処法です。
「相手方からの質問にどう答えれば良いか?」というQ&A方式になってます。
良かったら、ご自由に印刷してお使い下さいね。 

ポイントは武田先生&都知事の似顔絵(笑) 

Qamini_2

 

http://kanelmage.up.seesaa.net/image/haikibutuQ26A.pdf
↑カーネルまげさんが印刷して使えるようにpdfファイルにしてくれました。
jpgからどうやって変換するかわからんかったの・・・(;´Д`A
本当に助かりました、どうもありがとう!

チラシの原稿を作成された、あざらしサラダさんのブログに他の瓦礫関係資料も 
まとめて下さっています。すごく参考になると思います。

 

2011年11月 7日 (月)

オレンジさんにインタビュー!

わたしは3.11以来、あまりの衝撃&絶望感で生きてきました。 
それは半年以上経過した今でもあまり変わらず、希望を感じることができない(TT)
そんな中、同県で1人で活動している主婦オレンジさんと出会いました。 

わたしはもしも未来が明るいものになるとしたら、オレンジさんのようなタイプの 
希望を持ち続け行動していける人たちが必要であり、ひっぱっていってもらうことが 
不可欠ではないかと思うようになりました。 
 
そんなわけで、わたしの質問に答えていただくという形でご協力お願いしました。 
わたしとは違う考え方を知りたい、そして前向きな記事になれば見てくれる人に発信
したい。なによりもわたし自身の考え方を変えたい!と強く思ったからです(*'‐'*)  

----------------------------------------------------------------------  

【オレンジさんへの質問】 
 
●常に前向き思考ですね?
「未来に目的を置いてるからだと思う」 
 
●元から前向き思考? 
「全然。1か100か、黒か白でした」
 
●原発に関する知識はあった? 
「全くない」

●3.11の時、どう思った? 
「家が流されていくのを見て胸が痛くなった」
 
●その時、どんな行動をした? 
「息子たちをダイニングテーブルの下に隠した」  
 
●どんな人生でも楽しんでいる?  
「 同じ時間を過ごすなら楽しみたいって思ってる」  
 
●いま幸せor不幸どっち? 
「もちろん幸せ♪」 

●夫婦仲が非常に良いですね?  
「はい!自他共に認める!
こないだ実父の前でいつものように普通に『あ~ん』してもらったら父が
とても反応してました」  
 
●先頭に立って活動している? 
「あまり周りを気にしない性格なので、自分のしたいことをしてると気づいたら
そうなってることが良くあります」
  
●日本の将来に希望があると思う? 
「希望を作るために今頑張っている。子供は希望」  
 
●なぜそんなに活動を頑張れるのか?   
「息子たちやその友達、日本の子供たちの生きる未来に明るい希望を遺したいから」 
 
●もうダメだ、と落ち込むことは? 
「あります。結構ある。」   

●数年後には人口が急激に減るのでは? 
「この震災がなくても減ると思っていました。放射能で急激に減ることは
予測しておこうと思ってます」 
 
●大部分の日本人はなぜこんな状況でも危機感がないのか? 
「平和に過ごせる日本に生まれたから」
 
●TVを見ると嘘ばかりに思えて、全く見なくなった。これからマスコミは変われるのか? 
「私たちが選んでいけば変われる」 
 
●国の主要人物にとって金・権力が一番大事と判明したがどう思う? 
「前から知っていました。国だけじゃなくそこら辺にいっぱいいる。私は好みじゃないし、
判断を間違うといつも思っていました」

●国民全員に現実を受け止めて欲しいが無理? 
「何でも全員にってことは無理。なるべく多くの人に、とは思う。でも押し付けるのは
好みじゃない」  

●わたしは小さいことしかできなくて凹むのですが・・? 
「私も凹みます。でも小さい力も大きくできる方法を知っています」 
 
●くよくよしない? 
「しますよ。でも時間は短いかも。そう心がけてる。人生は短いので」   

●国家は変わることができるのか? 
「出来ると思う。311のおかげで」
 
●趣味や楽しみを一切やめてしまったのは愚か?でも時間的・精神的にできなくて・・
「立ち止まることも人生において必要なことだと私は思っています」
 
●夫が食べ物に無頓着(仕事が大変すぎて気持ちに余裕がない為)どう言えば? 
「言わない。自分が出来る範囲で出来ることをする。
夫個人の生活の範囲も尊重してます。
それでも気になったらIメッセージ(注1)を使うかも」 
 
●心理学の勉強をしている? 
「してます♪カリスマリーダーの元でアドラー心理学(注2)を元にした子育て講座で『STEP』です! 」  

●心理学を勉強する前と後でどう変化が? 
「心の整理が出来るようになった。感情を抑えなくてよくなった。私の力を信じてくれる
仲間ができたおかげで好きなことをやれるようになって、批判に負けないようになった。 
常に『だからどうしたらいいか』『そこから何を学んだのか』を考えるようになった。
過去に縛られず未来志向になった。 
困難も課題だと思えて楽しめるようになった。
頭の中が整理できる。子育てプログラムだけど、全ての人間関係に使える。  
父との3○年の最悪の関係を修復するのに半年で修復できた。本気出したけどw」 

 

(注1)Iメッセージ「Youメッセージ・Iメッセージ」
(注2)アドラー心理学「アドラー心理学wiki」   

 

【オレンジさんからのメッセージ】  

いつも私は『今日が最後の日』だと思って行動してます。
人生はいつ終わるか分からないから。
精一杯自分の好きな道を歩くことにしています。
だから人の目を気にして生きているほどもったいないものは無い。

希望を持てば、希望のある現実になる。
諦めたら、そこまでもたどり着けない。
だから私は希望を持って、生きています。

いつか必ず、私が守り抜いた私の息子たちが
日本の未来に希望を作っていくと信じて。 

------------------------------------------------------------------- 

たくさんの質問に答えていただき、誠にありがとうございました(*_ _)ペコ 
暗い気持ちで暮らしていたのでハッとしました。同じ人生なら楽しく過ごさないとな・・。 
苦しいばかりでは頑張れませんもんね。長期戦の構えでいくためにも。 
それと、自分の力量や環境の違いなどに応じたランクの無理のない活動をすることが
大事だと思いました。 
オレンジさんたちのように素晴らしい活動をされる方を参考にしつつ、自分なりに
微力でも何かをやり続けよう\(^o^) 
 
オレンジさんのブログができました!みなさん飛んで飛んで~(笑)
「放射能から子供を守りたいママの会@あいち」
 
   
 

2011年10月14日 (金)

超初心者の「瓦礫受け入れストップ」電話作戦!

全国で汚染瓦礫の受け入れをしてしまうかもしれない、ということをご存知の方は
多いと思います。
もちろん反対したいけど、その気持ちをどこへどうやって伝えればいいの!(・ε・?
とお悩みの方はいらっしゃいますか?
わたしも同じ悩みを抱え、もやもやとした毎日を送っていました。
そんな時、県内の同志の方たちとお会いする機会があり、市役所などへの
アプローチ法を教えていただいたのです。

メールでももちろん良いけど、一番有効なのは電話です。
初めてでドキドキするけど、住んでいる地域が汚染されるのは真っ平ゴメン! 
まずは自分の住んでいる市役所に、できれば更に近くの市の自治体にも。
更にまだ頑張れる方は、郷里の県・お友達の県といった守りたい場所にも。
勇気を出してみんなで声をあげてみませんか?\(^o^) 

 

-------------------------------------------------------------- 

 

【全体の流れ】

まず市役所に電話して「汚染瓦礫の受け入れの件でお電話しました」と言う。 
 ↓
瓦礫問題を担当する課に取り次いでくれる。(課長さんなど上の人が良い)
 ↓
担当者に受け入れ反対の意思を伝える。

 

【良い話し方の例】 

●自治体は知識・危機感のない人が多いようなので、まずは自分で考えてもらう。
「~なんです!」というより「~と思いますが、どうお考えですか?」みたいな感じで。
すると問題意識を持ってもらえて、勉強してくれるかもしれない。 

●素直に質問をしてみる。相手が知識のある人の場合は、答えてもらえる。
知人は質問を続けることで75分間も電話できたそうです。 

●今後、自治体に原発関連の資料などを持ち込んだりして現状を知ってもらうなど
活動を発展させることも考える場合、友好的な関係を作るよう心がける。 

●相手の話を否定する言葉を使わない。←心理学を勉強する知人から聞いた
「でも」「だけど」より「そうですね、そうすると」などと相手を肯定して話を続ける。  

●相手は人間、やはり情に訴えかけるのは大事。 

 

------------------------------------------------------------ 

 

【具体的な話を盛り込んでみる】 

●うちの畑で作っている野菜が汚染されてしまうと食べられなくなるの?
●地元の特産品が買えない、また売れなくなるの?
●友達が「瓦礫焼却されるなら転居する」と言っているのですが?
 

 

【実際に電話した内容】←県内の市役所の場合 

*ここ愛知にも被災地から避難されている方がたくさんいらっしゃる。 
で、「その方と知り合って放射能の話を聞いて不安になった主婦」という場合* 
 
 

「ご近所に福島から避難されている方がいて、お話を聞いてたら心配になったん
です。被災地の瓦礫を各地で受け入れるという話があるじゃないですか? 
それって放射能がくっついてるんじゃないですかねえ? 
そしたら焼却したらどうなるんでしょう?ここ○○市も同じように放射能で汚染されて
しまうんじゃないですか?本当に大丈夫なんでしょうか? 
その避難されてきた方は、○○市で瓦礫焼却することになったら他に移るって言う
んですよ。わたし怖くなってしまって・・・(涙)」 

 

---------------------------------------------------------------- 

 

【実際に電話した内容】←四国・九州の場合   

*地元の食材に不安を感じ、四国または九州から通販で食材を取り寄せしている。
九州まで汚染されると食材に困るので問合せしてみた主婦、という場合* 

 

「わたしは○○県から野菜を通販でお取り寄せしています。いつも美味しい野菜を
ありがとうございます。そのような理由で、汚染瓦礫の受け入れは困るんです。
わたしの知り合いもお取り寄せしています。関東からももたくさんの方が○○県から
通販で取り寄せしています。なので、そちらの土地が汚されてしまうと本当に困ります。
わたしは瓦礫受け入れに反対です。どうか綺麗な土地を守って下さい、お願いします!」

 

最後に名前を聞かれたので「愛知県の○○です」と答えました。
さらにわたしと同じ内容の問合せはありますか?と聞いてみました。
「たくさん来ています。電話だけでなくインターネットの時代なので、メールも多い
です」とのこと。
ちゃんと見てくれているようなので、電話もメールも有効なのだと思います! d(>_・ ) 

 
 
【これを言うと有効だなと感じたこと】   

●わざわざ愛知から四国・九州の野菜を買っているということ。 
●みんな九州が汚染されるのでは?と心配していること。
●要望だけでなく、感謝の気持ちも伝えること。 

 

------------------------------------------------------------ 

 

自治体(廃棄物関連)の問合せ先リストを「コドモノミライ-aichi-」さんが作成された
ので、リンクさせていただきます。←国と愛知県のみになります(*_ _)ペコ 

http://kodomonomirai.jpn.org/wp/?page_id=1360
 
 
 

 

 

 

2011年10月10日 (月)

伊藤園に問合せしました

夫が一年中愛飲している「 香り薫るむぎ茶ティーバッグ54袋」について問合せ。
麦は米よりも汚染度が高いようなので心配です(-"- )ついでにペット飲料も。
以下、メールより抜粋して転載。 

--------------------------------------------------------------

●香り薫るむぎ茶ティーバッグ54
原料日本産大麦は、昨年収穫したもので産地特定せず購入しているので産地は不明。
今年収穫した原料は秋以降に使用予定。  
製造日は賞味期限の12ヶ月前←これは別サイトで検索しました

●緑茶飲料
静岡・鹿児島・宮崎・三重県などの原料をブレンド。
5月下旬以降に製造した商品については、今年収穫した鹿児島・宮崎の原料を一部
使用。
2011年産の緑茶については、放射線量測定器で検査し、問題のないものを使用。
なお、緑茶飲料を含む全ての飲料製品については、製造日ロットごとの検査を
放射線量測定器を用いて実施している。
検出限界値はヨウ素25ベクレル/kg 、セシウム50ベクレル/kg。

--------------------------------------------------------------
HPには細かく情報開示されているし、とても意識の高い企業さまだと思います。
ただ検出限界値がちょっと高いと個人的には感じるのですが・・・。
とはいえ、食品検査には非常に時間が掛かるようなので精度を上げると
やはり時間的に難しいのだろうなあ。うーん、残念(;´Д`A 


http://www.itoen.co.jp/
 (伊藤園HP) 

http://www.itoen.co.jp/customer/faq/list001/ (製造固有番号)

 

HPに記載されていますが、番号順になっているのでちょっと探しにくかったので
産地別にまとめて並べ替えました。もしかしたら抜けていたりするところがあるかも
しれません(汗)ので、上記の製造固有番号ページを参照下さいね。 

◆製造所固有記号(飲料商品)

固有記号 所在地

K17 北海道恵庭市   
A44 北海道沙流郡
 
P26 福島県南相馬市 
A66 福島県郡山市
A70 福島県伊達市
 
A30 長野県松本市   
K30 長野県安曇野市
A51 長野県長野市
P51 長野県長野市 

A19 山梨県北杜市 
 
A13 群馬県邑楽郡  
D13 群馬県邑楽郡
P13 群馬県前橋市
K26 群馬県沼田市
K50 群馬県渋川市      
 
K6  千葉県長生郡 
A33 千葉県富里市  
A55 千葉県袖ヶ浦市 
A67 千葉県香取  

K48 栃木県下野市

A59 茨城県常陸太田市

K59 神奈川県厚木市
 
A18 山形県寒河江市
A40 山形県西置賜郡
A65 山形県酒田市
A68 山形県東村山郡
K68 山形県天童市

A34 岐阜県岐阜市 

A5  静岡県富士市
A8  静岡県富士市
A9  静岡県富士市
K5  静岡県静岡市
P5  静岡県静岡市
A62  静岡県焼津市
A73  静岡県焼津市
 
A72 京都府八幡市 
 
A23 和歌山県紀の川市
K23 和歌山県海南市
A63 和歌山県日高郡
 
A46 兵庫県姫路市
P46 兵庫県神崎郡
D46 兵庫県神崎郡
 
K46 徳島県勝浦郡  
 
A16 広島県安芸高田市  

P48 佐賀県鹿島市
 
A47 大分県杵築市 
 
A71 福岡県朝倉市

A61 山口県山口市
K61 山口県山口市
P61 山口県防府市
 
K19 熊本県熊本市

A21 宮崎県児湯郡

A11 沖縄県名護市 

◆製造所固有記号(茶葉商品)

固有記号 所在地

H5 福島県福島市
 
HI  静岡県牧之原市
B2 静岡県牧之原市

F6  愛知県江南市
F10 愛知県丹羽郡
 
H2 兵庫県神戸市 
 
KH 高知県高知市
 
W7 福岡県みやま市
FK 福岡県うきは市 

 

 

«アクション企画「原発いらない福島の女たち」

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